今回は、ドラゴンクエストIIIより「女魔法使い」を紹介します。
引用:ドラゴンクエストライバルズ/スクウェア・エニックス
画像では、カードゲームが出典というのもあり、「女魔法使い」とはなっておりませんが…一般的にドラゴンクエストIIIのこのキャラクターと言えば、「女魔法使い」で通じるでしょう。
さて、いまだに高い人気を誇るドラゴンクエストIIIのキャラクター達。
よく「女戦士」「女僧侶」「女賢者」が人気と言われてますが、私は断然「女魔法使い」です。というか女魔法使いが人気無さ過ぎて悲しくなってくる。女僧侶と女賢者に人気で負けるのはともかく、女戦士にすら負けてるのは致命的だと思っている。
あれはもう新山たかし先生に引っ張られていると思わざるをえない。
新山たかし先生というのは、当時ドラゴンクエスト4コマ劇場で活躍されていた作家さんです。
そうです、セリフもほぼ無いキャラクター達であったドラクエIIIの職業キャラに、「性格」などのキャラクター性を組み込んだのはある意味、ドラクエ4コマ作家さんのおかげとも言えます。
この初期のドラクエキャラクターのキャラ付けに、ドラクエ4コマはすごく貢献してくれたもので、分かりやすいもので言うと「クリフトはアリーナが好き」という設定は本来ほとんど無いに等しいような感じでしたが、ドラクエ4コマでこのネタを描く人が多く、本家に逆輸入され、明確に「クリフトはアリーナが好き」というキャラになりました。
とはいえ、4コマ隆盛後にリメイクされたSFC版ドラクエIIIは「性格」というシステムは導入されましたが、あくまでもシステムであるため、キャラ付けはされませんでした。
むしろシステムで組み込んでしまったため、性格が攻略に利用されることとなり
もれなく女性キャラはセクシーギャルばかりが最適という結論がされました。
そもそも性格がセクシーギャルってなんだよ。
ちなみに、ライバルズのフレーバーテキストでは女魔法使いの性格は「きれもの」とされている。それがいい。
魔法使いってもんはクールじゃなきゃならないってマトリフのおっさんも言ってたしな。
とまあこんな訳で公式ではまともに性格やキャラクター付けがされていないので「IIIのこのキャラが好き」ってのはイコールこの見た目が好きって事になる訳です。
女魔法使いは細目で口紅が濃く、キツめでツンツンしている感じですが、このクリンとしたショートヘアがめちゃくちゃ好きでした。
当時、これといったヒロインのムーブもしていないしお色気担当でも無かったのに何故女魔法使いに惹かれたのかというと、この髪型のおかげかもしれません。
あとこの見た目ではあるのですが、4コマ漫画劇場では結構可愛く描かれている事も多くて、それも大きかったと思います。
そんな訳で、ドラクエIIIをやる時は絶対最初に魔法使いは選んでしまいます。
賢者に転職させてしまうけど。
終わり。
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