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【DQR】《エビルプリースト》レビュー

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引用:ドラゴンクエストライバルズ カードライブラリ

エビプリ「大変ですぞピサロ様…ロザリー様が…!」

 

お前がやったんだろ!いい加減にしろ!
今回は第7弾「光と闇の異聞録」で登場した《エビルプリースト》 CV:島田敏について考察していきます。

 スタン落ちした《進化の秘法》の代わりに登場した実質的な再録カード。

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引用:ドラゴンクエストライバルズ カードライブラリ

 

とはいえ、ユニットになっていたりMPが10になっていたりと変化も多い。
特に、デッキが魔王デッキに変化するド派手っぷりは流石にレジェンドレアだと言える所。

実質的な再録カードは他にもあるが、スーパーレア相当のカードがレジェンドレア相当になるのは案外めずらしい。

(一応、役割は違うが同じモンスターという点ならば、ドン・モグーラ→アフロのドン・モグーラが居る。)

それだけ進化の秘法というのが他とは一線を画すカードであったのが伺える。

特に変化して大きいのは「魔王デッキ」になると言う点。
デッキそのものが変化し、4種類×2枚づつの計8枚づつがデッキになる。

その4種類のカードというのも揃いも揃って強力。

 

《畏怖すべき王》

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引用:ドラゴンクエストライバルズ カードライブラリ

畏怖している様子が封印されている部分しか見当たりません。どこに回復要素が…。
相手のにおうだちを解除できる上、テンションも上がる為、ダメ押しとしてはかなり優秀です。

 

《はらわたを食らう》

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引用:ドラゴンクエストライバルズ カードライブラリ

最高峰の除去カード&回復。
回復は微力ですが、回復出来ることに越した事はない。
こちらもにおうだちを解除して、顔に殴りにいける秀逸なカード。
カード名と効果がマッチしている分、いろいろエグい。

 

《魔界からの侵攻》

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引用:ドラゴンクエストライバルズ カードライブラリ

ピサロナイトを6体マックスで出すという効果ですが、ハズレ枠の扱いです。
(処理されやすいため)
全体除去カードに2点ダメージのが多いですからね…。太陽のタロット、ナイトリッチ、いなずまのけん…

正直塔があったとしてもハズレ枠です。
ですが全体除去さえ喰らわなければ一気にリーサルも見えてくるカードでしょう。

 

《帝王の一閃》

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引用:ドラゴンクエストライバルズ カードライブラリ

敵全体に4点が弱いわけがない。が、その分コストも重いので注意。
ピサロの7コスト帯は除去カードばっかりだな。
リーダーにも4点行くため、恐怖のツメと合わせると10点、はげしい炎も合わせると15点!
オルゴデミーラ第4形態のHP9におうだちだろうがそれを乗り越え殴りに行ける!

 

 

…と、こんな感じの4種類となります。
だいぶん、進化の秘法とは変わっている事が解りますね。

しかし、変化が多かろうが、殆どの人はそれでも「進化の秘法」とこのカードを比べるはず。
実際に、進化の秘法とこのカードはどう違うのか?メリット・デメリットどうなのかという所を比べていきたい。



メリット
・テンションMAXでなくても変身できる。

(エラッタがされて普通に使う分にはテンションMAXである必要がある)
・魔王デッキというアドの塊デッキになれる。
エビルプリーストが場に残る。
・魔王シナジーがある。

デメリット
・即座に8点回復しない。
・MP10
・レジェンドレア。

・必殺技では無い(劇場とコンボできない)

と言った所でしょうか。正直言って、進化の秘法と比べてデメリットというのは
「回復しない」というこの1点だと思います。

その点も含めて、メリット・デメリットを詳しく解説していきましょう。



メリット
・テンションMAXでなくても変身できる。
先述の通り、エラッタがされて普通に使う分にはテンションMAXである必要がある。

が、まおうのランプやバラモスの効果でコストを下げれば必ずしもMAXである必要がない。

魔力開放も同様。
こうなると、前のターンから調整をする必要がないので、然るべきタイミングでデスピサロに変身できる。
エイトピサロで結婚している場合は、常にターン開始時はハイテンションなので
余りこの部分はメリットに感じないかもしれないが、ピサロナイトを出しつつエビルプリーストを召喚することで
ウォールを作りやすくはなる。

・デッキが魔王デッキになる。
通常のデッキの方が良い場合もあるが、基本的には此方のが強力。
2分の1が回復を含むカードなので、変身時に回復されないデメリットもターン経過と共に解消されていく。
エイトピサロで結婚後だと2枚ドローとなるが、どれも強力なカードばかりなので一気にリーサルが見えてくる。
また、今まではエイトピサロで結婚後にデスピサロになったとしても、ケツデカにおうだち連打や
デスタムーアを出される事によって処理できる敗北する事もままあったが
魔王デッキならばそれらのユニットを処理できるカードが入っているので、ダメ押しとしては
今までの進化の秘法と比べたら断然に強力。
残りデッキ枚数が僅か8枚になってしまうので、ジャックポッターあたりには気をつけたい。

エビルプリーストが場に残る。
場に居た所で特にどうだという事は無いが、居たほうが良いに決まってる。
MP10を消費したとはいえ、HP6はすぐには処理し辛い数値。
次のターンで恐怖のツメと合わせて10点が飛んでくる可能性があるため、全力でエビプリを潰しにくるだろう。
状況にもよるが、こちらとしてはエビプリにリソースを割って攻撃してくれるなら万々歳である。

・魔王シナジーがある。
まおうのたまごで引っ張ってこれたり、魔王カードが手札にある時に効果を発揮するやつとコンボできる。
たまごでこのカードを引っ張ってこれるのはかなり優秀で、2積みにする事で以前の進化の秘法より

手札に来る割合を増やす事ができる。
リーダーへのダメージを減らす為に、ポイズンキッスやあくまのきしの採用も考えられる。


デメリット
・回復しない。
これが一番のデメリット。
魔王デッキには回復の効果を持ったものがあるが、それでもすぐに回復できないのは痛い。
相手の盤面を見て変身する必要が今まで以上に重要になった。
また、回復しない関係上、以前ならワンチャンあっても、今回は詰みの状況も多くなった。
これはいけない。
今まで進化の秘法の「回復」で勝った試合も何回もある。それはピサロ使いならば
解りきっている事だろう。この回復ができないという点が、どうしてもこのカードの評価を下げずには居られない。

・MP10
申し訳ないがゲマはNG。
ゲマの存在によって素でMP10のカードは無くなると思っていたが(セーニャの例もあるし)
そんなのはお構いなしに出してきましたね。まあ、さすがに9コスじゃ強すぎるか。
魔力開放があるので、デッキに入れていれば解決策が無いという訳じゃないでしょう。
まあそういう時に限って魔力開放もゲマの効果を受けたりするんですけど。


総評
★★★★★
それでも5点満点。
つーかメリット・デメリットをつらつらと書いていきましたが、まあそんな事言っても
進化の秘法はグランプリルールじゃ使えないし、このカード自体は超パワカ。
比較するだけ無意味。
コントロール寄りのピサロは問答無用でデッキに入れるべし。



ちなみに…
このエビルプリースト、ボイスが充てられましたが

まあ、カッコいい事カッコいい事。
裏ボスでありながら、地味感がどうしても拭えない《エビルプリースト》ですが、このCV:島田敏さんのおかげで
かなり威厳のあるようなキャラクターになりました。(威厳があるとは言ってない)

正直、今回各魔王にセリフがつきましたが、一番合っているのではないでしょうか?

セリフも十二分に容易されており、様々なキャラクターとの掛け合いがあるみたいです。

対ミネアでは「小娘め…占いなど無意味だと証明してやろう」みたいな事を言ってきますし
たしか対ピサロでは「ほう…どうやら気づいてしまったようだな」みたいな事を言ってきます。
多分他の導かれし者たちに対してもセリフが変わってくるんでしょう。
勇者ソロでエビルプリースト出したら、何か特別なセリフがありましたが声が小さくて聞き取れなかった。

 

終わり

 

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