笹川マイスのアーカイブ

笹川マイスがゲーム・漫画などを中心に語るブログです

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《スパイ / SPICY PIECE》【ポップン1】

www.youtube.comスパイ映画を思い出しちゃうスリリングな曲。」


初代ポップンミュージックにて、最高難易度として君臨したこの曲。

…とは言え、実際のところはディスコキングの方が、
低速・テンポが取りづらい・オジャマアクションが凶悪(当時はオジャマが必ず発動)と譜面上では無い所で難易度が高く、体感的にはこちらの難易度はナンバー2であった。

 

特にディスコキングのテンポが取りづらいのに対して、この曲は非常にテンポが取りやすくキャッチーな曲であった為その差は地味に大きかった。
当時はBPMが速ければ難しいという風潮ではあったが、実際のところBPMが速ければ押しやすくなるのでその点も大きかった。

 

さて、この曲。
本来ポップンミュージックは「いろんな音楽ジャンルを楽しめる」のもコンセプトの1つなのだが初代ではロック・ミュージックがコレしかなかった。それどころかbeatmaniaですらロックは貴重だった為、そういった面でもこの曲自体は人気があった。

また、アニメヒーローと同じく、「それっぽい曲」の元祖である。

スパイの音楽といえば「007」と「ミッション・インポッシブル(スパイ大作戦)」の各作品のテーマが印象的だが
この曲はその2つを上手く融合したような曲になっている。
パロディやオマージュとしてここまで完成度の高い楽曲というのも珍しく、そして素晴らしい。

しかし、曲の完成度やテンポの良さは良いのだが
余りにも曲調が激しすぎる。

忘れてはいけないのは、これはあくまでスパイの曲である。


密偵度が0%だ。

それに、この曲は最後に「バキューンバキューン!」と銃声が響き渡るのだが
スパイならサイレンサーを装着してほしい。

まあ曲に文句言っても仕方ないのだが…。



さて次にキャラクターのチャーリー。
口だと思っていたら、アゴだったキャラクター第1位である。
鼻からタバコを吸っているように見える。

シブいオッサンのナイスミドル。スパイという曲においてここまで似合うキャラクターも無いだろう。
初代ポップンパーティはあくまでポップンパーティの開催で、全世界からアーティストが集うという設定があったはずだ。

なのに何故このオッサンが来たのか。
初代から設定がガバガバである。

しかしこのキャラ、音楽ゲームでスパイのキャラっていうと1人で良さそうなものなのに
同じ職業のキャラが異常に多い。

ディック(シークレットD)、メイ(ジュライ)、エージェントがそれに当たる。
なんと他にも3人も居るのだ。
今パッと思いついただけでもコレなので、実際のところはもっと多いと思う。

初代キャラにしては不憫である。

 


 

楽曲データ
スパイ / SPICY PIECE / ORIGINAL SOUND TRACKS
作曲:池田智宣
編曲:池田智宣

 

収録作品
ポップンミュージック3(ハイパー譜面のみ)
ポップンミュージックLively(初期収録楽曲)

 

難易度
N23 H29

 

 

引用・参考
ポップン百科大辞典
Remy Wiki
pop'n music WORLD